こんにちは。活火山です。 一日遅れましたが、掲示板で予告したとおり、今回は有賀ヒトシ先生作、ロックマンギガミックス第2巻の感想を書きたいと思います。 ロックマンギガミックスとは、ロックマンマイスターと呼べるほどにロックマンを愛する、自他共に認める漫画家1のロックマンフリークである有賀ヒトシ先生が書いた完全書き下ろしです! この人の書くロックマンは本当に凄い! 原作であるゲームの設定に若干ながらアレンジを加え、しかし、決して作品設定を蔑ろにすることのない丁寧な作風は、数多のロックマンファンを虜にしたことは知る人ぞ知る事実である。 この人以上にロックマンを丁寧に書いている漫画家は私は他に知らない! それくらい有賀ヒトシ先生はロックマンを愛している! 読めばこの先生のロックマンに対する愛がどれほど深いのかよく分かることでしょう。 今回発売されたロックマンギガミックスは、今まで発表されなかった有賀先生のオリジナルの完全書き下ろし。今回の感想はその第2巻になります。 本当は第1巻の時も書きたかったんですが、諸事情により第2巻からになります。 この漫画を読み終わったとき、私はその日一日頭の中がロックマン付けになり、何をするにも手がつかなかったと言う事実をお伝えしておきましょう。 さて、ここからはロックマンギガミックス2巻(白い悪夢)の壮大なネタバレを含んでいますので、ネタバレがいや! と言う人はブラウザボタンで回れ右をしましょう。 逆にネタバレ大丈夫よ〜! と言う人はどうぞお読みください! ロックマンギガミックス第1巻、「アステロイドブルース」における、小惑星αでの戦いが終結してから行く年かが過ぎた頃。 その小惑星αから……何者かが地球へと迫ってきていた! そんなとき、我等がロックマンの兄、ブルースは自らの体を修理していた。と、思いきや…… ブルース「……ぐっ! いかん動力炉が! 痛覚回路の……遮断を……」 突然そういって苦しみだすブルース! おいおいどうしたんだブルース!? 一体何に苦しんでいるんだ!? などと思う活火山。どうやらブルースは小惑星αからやってくる物体の存在を感知したらしい。 時を同じくして、謎の巨大ロボットにロックマンが破壊される……という夢を見たロールちゃんが突然ベッドから飛び起きる。 ロボットも夢見るんだ……。それにしても髪おろしたロールちゃん可愛いぞ! と、場違いな感想を述べている私ですが、目覚めたのはロールちゃんだけじゃなく、ロックもまた同じだった! ロック「くる……何か……何かが……来る!」 なんだ? なんだなんだなんだなんだこの始まり方は!? 何が来ると言うんだロック!? ロックが感じた何かってなんだ!? 読者をグイグイと物語に引きずりこんでいく展開! わくわくするじゃねぇかおい! さらに所変わって、ワイリーシティ(ロックマン8のOPステージに酷似)に去来する謎の巨大ロボット! それと同時に動き出すワイリーシティのセキュリティ! 自らを最強と信じて疑わないフォルテは真っ先にこれに戦闘を仕掛けるわけですよ! フォルテ「真っ向からここに殴りこみかけてくるたぁ……。面白そうなやつじゃねぇか!」 問答無用でフォルテのバスターが巨大ロボットに攻撃を仕掛ける(因みに巨大と言ってもそれは他のロボットに比べてで、人間でいえば身長2m50cmくらいの大きさです) 一瞬で巨大ロボットが爆炎に包まれる。 スラッシュマン(ロックマン7)「相変わらず問答無用な奴ジャン」 バーストマン(ロックマン7)「あ〜あ…。俺達は出番なしか……」 出番なしなわけねぇだろお前ら! むしろフォルテがやられること前提のパターンですよこれは! そして、その直後、いくつもの光線を他方向に一斉にばら撒く巨大ロボット フォルテはその巨大ロボットに馬鹿でかい左腕のチョップ一発で一蹴されて敗北……。 えええええええええええええ!? うそおおおお!? いやはや……驚きを隠せません……。なんだこの強さは!? そして、巨大ロボットは宣言する! 「――私は……この宇宙全ての悪を滅する者だ」 なに言っちゃってんだこいつは!? 全ての読者がそんなことを思っちゃってるそのとき、ワイリーサード、セブンスナンバーズ(ロックマン3、と7のボス達)計16体(−2体)が対峙する。 ターボマン(ロックマン7)「容易ならぬ相手のようだ。下らんプライドは捨てろ! サーズ、セブンスで総攻撃をかける!!」 一方その頃、ライト博士はコサック博士と連絡をとり、コサック博士がライト博士の下へと向かい合流の手はずを整える。 今回の一軒がワイリーの芝居だと推測するボンバーマンとエレキマン(ロックマン)の台詞にロックが反応する。 ロック「違う!! ワイリーの芝居なんかじゃない……。アレは……」 ワイリーとは別の存在による何かを感じ取ったロック。 これは推測ですけど、ロックマンギガミックス1巻でのアステロイドブルースの戦いの時にロックマンは超エネルギー元素を目の当たりにしたことで、それに準じる何かの力を感じ取ることが出来るようになったのではないでしょうか? しかし、小惑星αに行ったことのないカットマンまでロックと同じ反応をしている辺り、違うみたいですけど……。 一方ワイリーシティは白い巨大ロボットにより壊滅! 司令室にいるワイリーに怪我を負わせる。 そこにシャドーマンが駆けつけ、ワイリーを介抱すると同時にセカンドナンバーズ(ロックマン2)が合流。 フラッシュマン「ようも俺らのシマで好き勝手やってくれたな?」 メタルマン「その上ワイリー博士にまで傷を……」 ウッドマン「許せん!」 ヒートマン「お前ロックマンの仲間かぁ!?」 エアーマン「あの甘いロックマンの仲間とは到底思えん」 バブルマン「…だな…」 クラッシュマン「コイツの正体などどうでもいい……。こうまで好き勝手やってくれたんだ セカンドナンバーズ格好よすぎ! お前らなんだかんだで主であるワイリーが大事なんだな! でも……。私は、いや読者は思う! らめええええええええ!! 逃げてええええええええええ!! そいつとやり合っちゃダメだぁああああああああ!! そんなとき、シェードマン(ロックマン7)が現れる。 シェードマン「今のうちです! 彼らセカンドナンバーズが白いヤツを引きつけている内に、ワイリー博士をつれてこの場を離れるんです!」 しかし、ワイリーは自分1人逃げ出そうとはせず、シャドーマンもシェードマンの言うことも聞こうとせず、その場に残ると言い張る。 ここで、ワイリーナンバーズ全員が自分達では白い巨大ロボットには勝てない。彼らが命がけでワイリーを逃がそうとしていると話すシャドーマン。 ワイリーナンバーズ見直したぞ! っていうか格好つけすぎだろう!? しかし、それでもワイリーは逃げ出そうとせずに残ると言い張る。 そのとき、シェードマンが現れ、ワイリーを(超音波かなんか使って?)眠らせる。 ここでシェードマンが語る。 シェードマン「確かにいつもは自分ひとりで逃げるお方ですが、それは相手がロックマンだったから……。ロックマンやライトが相手なら残されたワイリーロボットにそうひどいことをするはずがないですしね。 しかし白い巨人(アレ)は違う……敵と見ればロボット人間の区別なく完全に破壊する。そういう存在と見た この無謀だが愛すべき我等が主人を 我々は絶対に守らなければならない。 この命に代えても! 」 おめえ格好つけすぎだって!! 正直私はシェードマンをかなり見直しました! まさかここまで主思いなヤツだとは……! ゲームでプレイしたときただのキザ野郎とか思ってた私をどうかお許しください! そして、セカンドナンバーズ全滅! 巨人がシェードマンとシャドーマンを睨みつける。と、同時に2人の動きが止まる! コイツ本当に何もんだよ!? 睨みつけただけで動きを止めるなんて、フラッシュストッパーでも装備してんのか!? ワイリーもろともぶっ殺されようとしていたシェードマンとシャドーマン! そのとき! セカンドナンバーズ1の速さを誇る男、クイックマンが現れる! クイックマンの戦闘開始により、白い巨人の呪縛がとかれたシェードマンとシャドーマン! クイックマン「……行け!」 シェードマンとシャドーマンは彼の言うとおり、ワイリーを連れて逃げる! クイックマンはその動きで白い巨人を翻弄し、巨人の後ろの首筋目掛けてクイックブーメランを放つ! しかし、逆に自分の右腕もろともクイックブーメランにヒビが入り、クイックマンは自らの左腕で使い物にならなくなった右腕を切り落とす。 白い巨人「なんともしぶとい……『悪』だな……。キサマのような悪は……」 ビリビリと凄まじい殺気を放つ巨人! 次の瞬間!」 白い巨人「――全てキレイに、消し去るにかぎる」 跡形もなく吹き飛ぶワイリーシティ。モクモクと上空に立ち上る煙。 ワイリーシティが壊滅した瞬間だった! そのころ、シャドーマンとシェードマンはそれぞれ別のワイリーメカに乗り込み、ワイリーを逃がすために行動していた! 白い巨人は今だ健在! シェードマンが乗ったホゲール(オトリ)に、白い巨人が迫り、驚くなかれ突進と巨大な拳によって、あっさりとホゲールを落としてしまう。 シェードマン「すいませんねワイリー博士……どうやらここまでのようです……」 ホゲール撃沈! 海に沈んだホゲールを確認し、カメ方の巨大ロボットに、本物のワイリーと供に乗り込んでいたシャドーマンがシェードマンとの最後のやり取りを思い出す。 自らがおとりになると言ったシェードマンに自分がおとり役を務めると言い出すシャドーマン。 シェードマン「はぁ〜? あなたの様な地味地味さんに囮なんて派手めの役が務まるわけないでしょうが!! そのようなスポットライトを浴びるのはこの私のような者こそ相応しい!」 と、おどけて返す。 シャドーマン「ワイリー博士を守るのは、俺の使命だった。だが……!! 俺は!! 何も出来なかった!! ……この上まだ生き恥をさらせというのか!!」 シェードマン「――甘ったれないで下さい!!」 シャドーマンに一括するシェードマン! シェードマン「確かにここで仲間と共に玉砕すれば貴方の気は晴れるでしょうが、貴方の負った使命はそんなに甘いモンじゃないんですよ !! あなた自分で言ったじゃないですか。 ワイリー博士を守るのが使命だと!! 恥でもなんでもさらしなさいよ!! そんなやり取りを思い出し、感慨にふけるシャドーマン……。 シャドーマン「ワイリーシティが……たったひとりの男によって……消滅……。無事生き残ったロボットは……俺だけ……か……」 ううううう!! やめてくれぇ! こっちまでつらいいいいい!!! そして、突然大笑いを始めるシャドーマン。 シャドーマン「はははは……ハハハハハハハハハハハハハ。地上最強のワイリー軍団が滅びるのがこうも簡単とはな……。ハハハハハ……」 その直後シャドーマンの目から涙が! えええええええええええええええええええ!? ワイリーロボットって泣けたの!? ってかあのワイリーが自分の作ったロボット達に、涙を流す機能を与えていたとは驚きだ! そして、シャドーマン……頼むから泣かないでくれぇ! 泣きたいのは読者諸兄も同じだぁあああああああああああああああああああ!! そして、シャドーマンはワイリーを救出すべく、泣くのをやめる。 ワイリーメカがとある河川に現れると同時に、ロック一行もその場に現れる。 ワイリーの手当てをお願いするシャドーマンの言葉を信用できない、ライトナンバーズ。 まあ、今までワイリーがやってきたことを考えるとそれも仕方がないであろう。 シャドーマンもそれを理解している。 が、ここでロックとカットマンはシャドーマンの申し出を受け入れようとライトナンバーズを説得する。 そして、ここでシャドーマンがロック達に対してなんと土下座を慣行!! シャドーマン「おぬし達と拙者たちの関係はよく分かっている――敵同士だと。それでも拙者は貴様ら以外にワイリー博士を託せる相手を知らないのだ! ムシのいい話とは分かっている。だが……それでも頼む! ワイリー博士のケガの治療を…… ライトナンバーズも流石に今回は必死であることが伝わり、ワイリーをライト研究所に連れて行く。 ロールちゃんによってワイリーの治療が行われる。そんな最中……。 突如地響きが発生! 同時に現れる白い巨人! なぜかロックとライトナンバーズのことを知っている巨人はロックに問う。 白い巨人「ロックマン。お前のやることも私には理解不能だ。なぜ悪をかばう?」 ロックはその問いに問いで答える。 ロック「ボクのほうが不思議だ。何故貴方はそんな偏った考え方を?」 白い巨人「……偏っているだと? 私は宇宙の正義を守っているのだ」 お互いに相容れない考えを持つロックと白い巨人。 カットマン「よせよせロック。話するだけ無駄だぜ。ようするによ。ワイリーロボ(こいつら)にもちったぁいいところもあんだぜ?」 ボンバーマン「少〜しだがな」 白い巨人「…ライトナンバーズ…やはり一度悪に染まった者はどこまでも悪か」 カットマン「なんだとぉ!?」 白い巨人「そしてロックマン! 悪を庇う者も又 悪!! ここまで読んでいて思った……。 何この絶望感!? 今までだって有賀ロックマンは切なかったり、悲しかったりしたが、今回は真面目に絶望感が凄い! 一体この戦いはどうなるんだ!? シャドーマンが先陣を切るも、ライトナンバーズも攻撃を開始する。 しかし、ライトナンバーズの攻撃はほとんど通用しない。 アイスマンによって凍りつかされた左腕は一瞬で砕かれ、ボンバーマンの爆発はおもちゃ呼ばわりされる始末。 しかし、その直後、シャドーマンが見つけたという、白い巨人の弱点(クイックマンが刺し違えて傷つけた首筋)が伝えられ、ラッシュと合体したスーパーロックマンのロケットパンチによってその弱点部分にスーパーロケットバスターが放たれ、大爆発を起こす。 ラッシュと分離したロックマン。そして、全身から煙を吹き始める白い巨人。 白い巨人「貴様……貴様ら……」 全身のいたるところにヒビが走り始める白い巨人。そして……。 白い巨人「貴様らやりおったな……この悪が! 正義の化身たるこの私を!」 ふらつく巨人。正義と言う言葉を連呼し、さらにヒビが増えていく。 白い巨人「恐ろしいことを……私を倒す……など……恐ろしいことを! 悪が!!」 !!!!???? 白い巨人の口(?)から! 腹から! 太ももから! 腕から! ありとあらゆる所から生えてくる、腕! 腕!! 腕!!! うわああああああああああああ!! 気持ちが悪いいいい!! これがロボットだからグロテスクさ半減だけど、これを人間に置き換えて考えてみたら恐ろしくて仕方がない! そして、大爆発を起こす白い巨人! 残った首が爆発する直前、彼は言い残す。 白い巨人「…スペース…ルーラーズ……」 そして、現れる9体の新たなロボット達。 ロックマン「き、君達は……何者だ?」 ???「ハハハハハハハハ!!」 カットマン「何がおかしい!」 マーキュリー(ロックマンワールド5)「ん? いやぁ。悪い悪い。君等があの忌々しい《封印者》を殺して、我々を復活させてくれたというのに、我々のことも知らなかったとわねぇ……」 で、デターーーー!! 有賀作品初の! ワールドシリーズのオリジナルボス! まさか、このような形で登場させるとは思いもしませんでした! しっかしコイツら、人間で言う、眼球に相当する部分が黒くてめちゃめちゃ怖い! 眼球の色を変えただけで、こんなに怖くなるなんて! 眼球って重要なんだなぁ〜と思い知らされざるを得ないですね! カットマン「だ、だから何者かって聞いてんじゃねぇか!」 ジュピター「……お前……うるさいよ?」 ジュピターの雷撃によってカットマンの両腕が一瞬で切断される。 それを見てエレキマンも攻撃をしようとするが、獣型のプルートによって右腕が切断される。 え? 強すぎじゃね!? さらにビーナスのバブルボムによってロック達もダメージを受ける。 (多分)アース「この地球(ほし)の愚かなるロボットよ……。そしてそれをつくりし人間たちよ……」 彼らは自分たちが破壊をもたらすものであると宣言する。 (多分)アース「我々は《宇宙の破壊者(スペースルーラーズ)》。宇宙を破壊しつくすために生まれた存在。目覚めたからにはやるべきことは1つ」 そしてスペースルーラーズによる町への攻撃が開始される。ロックマン、カットマン、エレキマンは上空に飛び立つスペースルーラーズに立ち向かう。ロックマンはバスターを、カットマンは頭についているローリングカッターを、エレキマンはサンダービームを、放つ。しかし、アースには一切きかず、ウラノスにカッターは潰され、サターンのダークホールによってサンダービームは吸い込まれてしまう。 そして、サターンの攻撃により3人とも打ち落とされてしまう。 スペースルーラーズによる地上への攻撃が開始された! そして瓦礫の山と化したライト研究所にはロックマンが使ったアイテム2号だけが残されていた……。 以下感想まとめ うわああああああああああああ! つええええ! スペースルーラーズつえええ! 白い巨人の中にこいつらが封印されていたとは。 有賀先生すげぇな! ところで白い巨人ってロックマン8のOPでデューオと戦っていたアイツですよね? やっぱり? 凄まじい強さを見せ付けるスペースルーラーズですが、ロックマン達がコイツらに勝てるとは正直思えません。マジで強すぎです! 今回の見所は、なんと言ってもワイリー軍団の決死の戦いと、シェードマンでしょう! シェードマンは自ら囮になって散っていきました。他のワイリー軍団も全滅! この展開は本当に衝撃的過ぎます! ってか有賀先生も書くの辛かったろうなぁ〜。あれだけたくさんワイリー軍団書いて全滅させちゃうの。 まあ、正確にはまだロックマン5のナンバーズが残ってるんで完全に全滅したわけではありませんが……。 いや〜それにしても随分長い感想になってしまった。本当はもうちょっとコンパクトにまとめたかったんですけど、書いているうちにここまで長くなってしまいました。 まあ、漫画の内容を書きながら随所で私のコメントを入れていくって形だったんで仕方がないっちゃ仕方がないんですが……。 ギガミックス前半の白い悪夢だけをとりあえずコメントしました。また別の機会があれば続きを書きたいと思います。 では、これにてごきげんよう! |
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